まずは書籍を1冊読み込む

誰もがスタートは未経験者だ。
漠然とITエンジニアの世界に踏み入れたいと興味を持っているのであれば是非お勧めしたい「準備」がある。
少なくともこの準備で未経験ではないスタートが切れるはずだ。
ITにはWebや業務システムをはじめ様々な業界がある。
そしてまた職種もプログラマーやネットワークエンジニアなど様々だ。
そこで今回はプログラミングをベースとしたシステムエンジニアを想定して話をする。

運よく入社できても、会社側が1から100まで教育してくれるとは限らない。
どの業界でもエンジニアと呼ばれる職は自ら情報を取りに行き、実践することで技術を得ていく必要がある。
その事前演習を自分のペースでやってみようというのが、今回の「準備」だ。
まず、この1冊というべき書籍を用意しよう。
どのジャンルや業界のエンジニアになるのか、ハッキリしていないのであれば興味がわいたもので構わない。
とにかくまずは1冊購入し、著者が体系的に整理した1冊を読み込む。
これが”最低条件”だ。
だから初心者向けを謳う書籍から入るのが良いだろう。
エンジニア向けの書籍はコラムでない限り、実践方式となっている。
これをドリルのように1つ1つこなしていこう。
そのためのパソコン周りの準備でさえ、あなたにとっては貴重な経験値となる。
小さな成功体験を積み重ねることであなたの中にベースが構築される。スタートを切るために必要な知識と経験を得ることが可能だ。
そうすれば、そのベースをもって応用を利かすことも可能となる。
実践内容によっては、経歴書に実績として書くことも可能だろう。地道と思われるだろうが、未経験からスタートを切るのに最適な方法だと考える。
あなたの1冊を探してほしい。